2008年07月03日
「こんなことをするとは夢にも思わなかった」。中国産ウナギの偽装事件で、魚秀の親会社「徳島魚市場」の吉本隆一社長(66)は3日午後、徳島市内の同社 で記者会見した。冒頭で「消費者や関係者に多大な迷惑を掛け、深くおわび申し上げる」と謝罪。同社の関与を改めて否定した上で、「捜査に全面的に協力し、 事件の解明を図る」と強調した。
吉本社長は、偽装を認めた魚秀の中谷彰宏社長(44)について「得意先の信頼も厚く、社内の評判も良かった。優秀で将来性があると思っていただけに残念」と信じられない様子だった。
会見では、産地偽装された中国産ウナギのかば焼きから、合成抗菌剤「マラカイトグリーン」が検出された点に質問が集中。吉本社長は「確認できない。偽装ウナギの仕入れ先などは中谷社長しか分からないので、説明しようがない」と困惑気味に話した。
徳島魚市場では昨年、群馬県で販売した中国産ウナギのかば焼きから同じ抗菌剤が検出され、約4トンを自主回収していた。回収したウナギが再び出回った可能性はなく、今度独自に調査するという。
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